🟩備蓄する時、私はこんな事に気を付けています。

【１】同じ時期に、大量に買い過ぎない

【２】自分が管理できる量の範囲で

【３】災害用食品は、一個買って口に合うかどうか試してから

【４】311の時は、ガスより電気の方が復旧が早かった

【番外編】災害時には現金が必要

🟩上記のことを以下に一個ずつコメントを加えていきます。

🟩私、昔は何も備蓄していませんでしたが、2011年の311の時、友達が深刻な事になってしまい、この時から備蓄を始めるようになったのです。

🟩【１】備蓄品は同じ時期に、大量に買い過ぎない

🔶＜例えば、食品＞　

❶食べ物・飲み物系は、ある時期に大量に買うと、賞味期限も一気に切れるので、消費する時が大変。

だから、時期を少しずつズラして少しずつ買う。私は300均で買った入れ物に賞味期限の順番に並べてます。

時々賞味期限をチェックして、期限が近い物から食べて、その分を買い足す。これをローリングなんちゃらと言うらしいです。

❷私は備蓄する物こそ、自分が好きで美味しそうな物を買っておくようにしています。

自分が好きじゃない物を備蓄すると、賞味期限が来て食べる時に「美味しくないから食べたくないな」と憂鬱になるので。

❸「水」は災害時に飲むだけじゃなく、顔や手を洗ったりにも必要なので、私は賞味期限が切れても保存しています。

❹お米は、できれば無洗米を買い置き。お米をとぐ時に大量に水を沢山使うので。無洗米なら、ご飯を炊く水だけでOKだから水の節約になります。

🔶＜電池＞・・・買い過ぎ注意！

私は最初、全種類の電池を買っていたのですが、小さめの電池の「単３」と「単４」が液だれしていたことがあります。大きめ電池は液だれしていませんでした。

保存状態にもよると思いますが、電池も永遠に長持ちするわけではないみたい。買い過ぎ注意です。

🔶＜カセットコンロのカセット＞　

ネットで調べたら、これも永遠に保存可能ではないようで、ガスが出る口の中の方がゴムでできているらしく、そのゴムが劣化する可能性があるとのこと。

ネット情報では「５年でＭＡＸ」と書いている所もあれば、「７年」「８年」というサイトもありバラバラ。

私は高温多湿を避けて冷暗所に置き、７～８年が経過するのをメドに順次使って消費しています。

🟩【２】自分が管理できる量で備蓄する

備蓄する物は、買ったら一生持ってればいい物ばかりではなく、特に、賞味期限などがある物は、時々チェックして消費しなければならず、お世話が必要(笑）

私は最初、結構な量を備蓄してましたが、のちに自分が買った物の処遇に苦しみ、まるで買った自分の判断間違いに罰を受けているようでした💦

その後、「自分には多くの物を管理する気力がない」という事に気がつき、今は、ほどほどの量です。自分が管理できる量を知るのも大事かなと思います。

🟩【３】災害用専門の食品は、一個買って口に合うかどうか試してから。

災害用食品って、ネットとかホームセンターなどで売っていますが、たま～に、自分の口に合わない場合もあるので、いきなり箱買いをせず、一個買って食べてみて「これはイケル！」となったら、複数買ったり、箱買いするみたいな方がいいのかな、と思います。

スーパーやホームセンターは一個で買える場合が多いです。

例えば、買った時には「賞味期限が５年後か～、まだまだだなー」と思うけど、結構アッ！という間に３年、５年が過ぎ、賞味期限が近付き、災害用の食べ物を食べる時が来ます。

これが食べてみて口に合わなかった場合、箱買いとかしてると大変な苦行になってしまいます。コレ、私の苦い実体験💦

初めて買う災害用食品を箱買いするのは控えた方が良いかもしれません。

🟩【４】311の時は、ガスより電気の方が復旧が早かったようです。

311の時は、電気は意外に早く復旧し、ガスの復旧には数か月かかったようで、オール電化の家は、料理もできて、毎日お風呂にも入れたそうです。

被災した友達から「電気ポットのお湯で髪を洗って出勤していた」と聞き「なるほど！」と思い、私も電気ポットを買いました。

　🔶また、ガスと言えば、真っ先に「お風呂」を考えますが、３１１の時は、何ケ月も自宅のお風呂には入れなかった人が多く、銭湯も長期間休業中だったそうです。

長距離バスの運行が再開した時点で、延々とバスに乗り、影響を受けていない県外の銭湯にお風呂に入りに行った人もいたそうです。

その後、ガスが復旧した地元の銭湯には人が殺到した為予約制となり、無事予約できても「何日後の何時」という遠い予約だったそうです。ツライですね。

毎日、お風呂に入れるって、幸せなことなんだなー。毎日、お風呂に入れることに感謝しなくちゃ。

　🔶あとは、ガスと言えば、キッチンの「ガステーブル」「ガスコンロ」が使えなくなり、料理ができなくなるので、「ポータブルガスコンロ」と「ポータブル電気コンロ」を使った人も多かったようです。

　🔶因みに、ガスの復旧作業は、官公庁、都市部から始まり、郊外やベッドタウンに広がっていったようです。どれ位で復旧するか？は、自分の住んでいる場所によるようです（311の場合）

🟩【番外編】・・・＜現金しか勝たん＞

これは備蓄じゃないけれど、災害時には現金が強いそうです。

何故なら…、電気が止まりレジが使えなくなって、キャッシュレスができなくなるお店が多くなるからです。

　🔶食料品を買う。帰宅困難者になった場合、帰宅するまでの食べ物・飲み物を買う。勿論、その後の家族の食料品も買わなくては。

　🔶日用品を買う。…トイレットペーパー、ティッシュ、除菌ティッシュ、生理用品など買いたいですよね。

　🔶運動靴を買う。…電車やバスが止まって歩いて帰る場合、革靴だと疲れるので、運動靴を買う方もいたそうです。会社のロッカーに履き慣れた運動靴を入れておくのもアリ。

　🔶自転車を買う。…「歩いて帰るよりは自転車の方が楽。荷物も乗せられるし」と考えて、現金で2〜3万の自転車を買って帰宅した人もいたと聞きました。但し、これは帰路に「急な坂道がないこと」や「大規模火事が発生してない場合」です。

今はキャッシュレスの時代だけど、少しでも現金を持つようにして、自転車や靴とは言わないまでも、せめて飲み物や食べ物くらいは買えたら良いな！と思います。

🟩さて最後に、何はともあれ、災害が来ないのが一番！

「備蓄してたのに賞味期限がきて、普通に食べる羽目になっっちゃった～。また買わなくちゃ！」という結末が、実は一番幸せなことなのでしょう。

災害が来なかったわけですから。

備蓄をしつつも、災害が来ないよう願うばかりです。

　　　　　　　　　Thanks☆