【小学校】補助輪を取る!の巻《子育て10》

2025.5.13

子育て

🟦「自転車の補助輪を取る」というこのお話は、他の子より早く補助輪を取るというお話ではないので、そこの所、よろしく(笑)

🟦<理央の場合>🟦

息子の理央の周りで、一人、二人と、補助輪が取れた子が増えて行きました。私はどっちか?って言うと、そういう周りの動きに流されたくない天邪鬼タイプ。「ウチはウチ」って。

自分だけの問題だったら「別にいいじゃん、私は私!」と周りの流れにちょっと反発しちゃうタイプですが、母になった今、子供の事なので、そんな私も一応そこは考えてしまいます(悩)

当の本人の理央は「おっとりサン」なので、同級生が補助ナシに乗っているのを見ても何とも思っていません。

理央「ママ、見て!〇〇ちゃん、すごいね~」とか言って褒め称えています(汗)

どうやら理央には他人を褒める余力があるみたい。私はこの子の先行きを心配してしまいます(笑)

理央はというと、ガラガラと補助輪の音をたてて楽しそうに乗っています。超マイペース。

🟦「うちも練習しないとダメなのかなー」

ある日「やってみるか!」と補助輪を取り、自転車の後ろを持ってあげて何度か家の前を往復しましたが、アレって、押さえてあげる人の方が難しい!

そして…、第一「理央本人があまりやる気がない」「本人が是非とも補助輪を取りたいと思っていない」という事に気づいたので、

ハイ、やめた‼️(笑)

また補助輪を装着しました!

別に、自転車乗れなくても生きていけるし!  コレ、究極の論理。

争うのが苦手で、おっとりサンの理央は小学校2年生まで補助付き自転車に悠々と、実に楽しそうに乗っていました。楽しいのが一番!

🟦理央が補助付きに乗っていると、近所のママ達に「理央君、可愛いねー」って言われます。

私「まあね、アハハー!」・・・笑うっていいよね。笑い飛ばせば、何でも乗り越えられますもん。

🟦時は過ぎ小3となり、身長高めの理央はついに頑張っても補助付きに乗れなくなりました。

私 「もっと大きい自転車買う?」

理央「新しい自転車欲しい❗️買う❗️」

私 「でも、まだ補助輪が取れてないからなー」

理央「頑張る‼️」・・・というわけで、ピカピカの自転車をゲットした理央。相当喜んでます!

🟦理央「今度の日曜に練習したい!」…珍しくポジティブ!家族みんなで公園へGO!

今日は、後ろを持ってあげたりしません。自分で「頑張る!」って言ったんですから。見てるだけ~。

理央は、一人で見たこともない面白いやり方で乗る練習を始めました。

自転車にまたがり、右足で何度も地面を蹴って助走をつけて走り始めるって感じ。(その様子を文字で説明するのが難しく、説明が不明瞭ですが)。

ものの2~3分で乗れるようになりました! 本人、得意顔。

「やったね~!すごいよ!」

🟦さて、補助付きからの卒業が小学校3年とは、遅いかもしれません。

でも、理央が成長した今、「お前、補助取れたの、小3だったよな」なんて言う人はいないし、生きる上で補助輪取れたのが遅くて困ったことは何もありませんでした(笑)それはそう!

それより本人が「是非とも取りたい!」と思う気持ちになったことが一番かなーって思います。

🟦友達が補助輪取れたのを見て羨ましくて頑張る子もいれば、理央のように羨ましいとも思わずヒョウヒョウとしている子もいます。そこは人それぞれ。

正解はわからないけど「おっとり理央」には、これで良かったのかなー?と、その時は思ったりしました。

しかしその後、時は過ぎ、成長した理央は結構な負けず嫌いな部分もあることを知りビックリです。「おっとりサン」だけじゃなかったのです(驚)

母親も気付いていなかった「隠し持っていた負けず嫌い」。だから、子供って面白い!

🟦<夢子の場合>🟦

娘の夢子には「そろそろ補助輪、取ろうか?」とは言いませんでした。

本人がその気になるまで何もせず。

夢子は理央からお下がりの補助付き自転車にずっと乗っていました。

いよいよ小2くらいの時、夢子「補助輪取りたい❗️新しい自転車が欲しい❗️」と言い出しました。

なるほどねー。 夢子は「ピンクの自転車が良い~!」とご所望してゲット!やっぱ、相当喜んでいます。

夢子「練習しに行きたいよー!」

そりゃねー、買ったからには乗りたいよねー。自転車ころがして近くの公園に行きました。

🟦怖がり夢子は、自転車にまたがると「うしろ、ちゃんと持っててよ~!ちゃんと持っててよ~!ちゃんと持ってる?持ってる?」と何度も聞いてきました。

「はいはい、大丈夫。持ってるよ~!」

でも、意外にも走りが安定していたので、

「持ってるよ~、持ってる!持ってる!」と嘘を言って手を離したら、そのままスイスイ進んで、アッ!と言う間に乗れてしまいました。

一件落着!

🟦夢子がブレーキをかけて止まり、振り返ったら、後ろを持っていなかったことが分かり、

夢子「あ!持ってない!持ってて!って言ったのにー!」とメッチャ怒りました(笑)

私「いやいや、乗れてたでしょ~。いいじゃない。やったー!おめでとうだよ!」

夢子「あ…、そうだね…。やったー!」・・・コントみたいな結末でした。

ホント、子供は面白いです。

🟦何はともあれ、二人とも補助輪が無事取れて、めでたし、めでたし。

         Thanks★

❖次回は、小学校高学年の頃の話を書きます。

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Nanato

こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。

子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。

しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。

“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。

“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。

ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。

南々斗