夢子の幼稚園生活もそろそろゴールが見えてきた頃、
小学校入学の為に、ランドセルや何やらを買いそろえました。
夢子は、名前の通り「夢見る夢子ちゃん」で、前向きな子なので、
小学校に入ることに不安を覚えているような節はなく、
「楽しみでしょうがない!」という希望に満ち溢れている感じ♪
私と2人で、買いそろえた物を整理していた時、
夢子は私の目を見ずに、ちょっとうつむきながらも、意を決したように言いました。
夢子 「これから小学校に入ると、私は忙しくなるから、今までのようにママと遊んであげられなくなるから」と。
私 「え?」
夢子 「ごめんね」
私 「・・・そっかー・・・、うん、いいよ~!」
・・・とは言ったものの、心の中では思わず「寂しい……」と思ってしまい、
私は夢子の言葉に相当ショックを受けてしまいました(笑)
私としては「まだまだ自分が子供の為に頑張らないと!」と思っていたのに、
夢子に「もう自立するから、ママ、じゃあね、バイバイ!」と言われた気がして、
「こんな小さな女の子が、小学校に入学するというだけで、心は私から自立して離れていこうとしている!」と。
ただその時、ショックを受けながらも、
「ママと遊んであげられなくなる」という上から目線の言葉のチョイスが、
「実に、おしゃまさんの夢子らしいなー」と思って、プッ!と吹き出しそうにもなりました。
まあ、小学校入学で自立なんて、そんな事は有り得ないのですが、
今考えると、夢子の発言を本気で受け取っている自分が笑えます。
何故、夢子はそんな事を言ったのでしょう?
多分、小学校に入るのが楽しみ過ぎて、
気持ちは小学校生活を存分に謳歌したいという思いが強く、
「今までみたいにママと遊んであげられる時間がなくなるから、
今のうちからママに言っておかないとなー」という気持ちだったのでは?と推測。
女の子は精神年令が高いからなー。
その後、実際に小学校に入学してみると、
いやいや、自立どころか、幼稚園ほど手が掛からないとは言え、
小学校もなかなかの手の掛かりようで、
「あの時、寂しい!なんて思わなくて良かったんだなー」と思ったのであーる。
ここからは余談ですが、夢子は小学校に入るのが楽しみで♪楽しみで♪
毎日のように「1年生になったら~、1年生になったら~」とあの歌を大きな声で歌っていました。
ただ、歌詞を間違えていて、
正しい歌詞は「100人で、 食べたいな。富士山の上でおにぎりを」なのに、
夢子の歌う歌詞は「100人、 食べたいな」だったので、
ちょっと怖い歌詞に変化していました(苦笑)
歌詞間違いの多い夢子ならではエピソードです。
Thanks★
❖次回は、理央の小学校の話を書きます。
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Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗