【小学校入学直前の夢子】ママと夢子の会話《子育て4》

2025.1.26

子育て

夢子の幼稚園生活もそろそろゴールが見えてきた頃、

小学校入学の為に、ランドセルや何やらを買いそろえました。

夢子は、名前の通り「夢見る夢子ちゃん」で、前向きな子なので、

小学校に入ることに不安を覚えているような節はなく、

「楽しみでしょうがない!」という希望に満ち溢れている感じ♪

私と2人で、買いそろえた物を整理していた時、

夢子は私の目を見ずに、ちょっとうつむきながらも、意を決したように言いました。

夢子 「これから小学校に入ると、私は忙しくなるから、今までのようにママと遊んであげられなくなるから」と。

私  「え?」

夢子 「ごめんね」

私  「・・・そっかー・・・、うん、いいよ~!」

・・・とは言ったものの、心の中では思わず「寂しい……」と思ってしまい、

私は夢子の言葉に相当ショックを受けてしまいました(笑)

私としては「まだまだ自分が子供の為に頑張らないと!」と思っていたのに、

夢子に「もう自立するから、ママ、じゃあね、バイバイ!」と言われた気がして、

「こんな小さな女の子が、小学校に入学するというだけで、心は私から自立して離れていこうとしている!」と。

ただその時、ショックを受けながらも、

「ママと遊んであげられなくなる」という上から目線の言葉のチョイスが、

「実に、おしゃまさんの夢子らしいなー」と思って、プッ!と吹き出しそうにもなりました。

まあ、小学校入学で自立なんて、そんな事は有り得ないのですが、

今考えると、夢子の発言を本気で受け取っている自分が笑えます。

何故、夢子はそんな事を言ったのでしょう?

多分、小学校に入るのが楽しみ過ぎて、

気持ちは小学校生活を存分に謳歌したいという思いが強く、

「今までみたいにママと遊んであげられる時間がなくなるから、

今のうちからママに言っておかないとなー」という気持ちだったのでは?と推測。

女の子は精神年令が高いからなー。

その後、実際に小学校に入学してみると、

いやいや、自立どころか、幼稚園ほど手が掛からないとは言え、

小学校もなかなかの手の掛かりようで、

「あの時、寂しい!なんて思わなくて良かったんだなー」と思ったのであーる。

ここからは余談ですが、夢子は小学校に入るのが楽しみで♪楽しみで♪

毎日のように「1年生になったら~、1年生になったら~」とあの歌を大きな声で歌っていました。

ただ、歌詞を間違えていて、

正しい歌詞は「100人 食べたいな。富士山の上でおにぎりを」なのに、

夢子の歌う歌詞は「100人、 食べたいな」だったので、

ちょっと怖い歌詞に変化していました(苦笑)

歌詞間違いの多い夢子ならではエピソードです。

             Thanks★

❖次回は、理央の小学校の話を書きます。

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Nanato

こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。

子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。

しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。

“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。

“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。

ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。

南々斗