【中学・理央】トラブルから良き友へと変化した話 NO.2《子育て6》

2025.1.30

子育て

NO.1からの続きの話。

小学校高学年の時のトラブルを経て、良き友となった理央とハヤミ君(仮名)。

かくして、2人は、同じ中学校に入学しました。

中学に行っても、2人は良き友であり、良きライバル。

そして、いよいよ理央がハヤミ君に助けてもらう日が来ます。

理央は大人しそうにしていて、時々、急に隠れ持った「前向き根性」を出してきます。

どうやら、中学で何かに立候補したらしい。

寝耳に水(驚)

そんなキャラだっけ? 大丈夫?

立候補には、本人のスピーチと応援スピーチが必要で、

色々な友達に「応援スピーチやってー!」頼んだけれど悉く断られたらしく、

応援スピーチの人選期限が迫っていて、理央は焦っているように見えました。

その時、理央が「ハヤミ~!助けて~!」と頼んだら、

ハヤミ「別にいいよ」と言ってくれたらしいのです。

この返しの言葉が、実にハヤミ君らしい。

理央は喜んで帰って来ました。

なんと!窮地を救ってもらったのだー!

たまたま投票前に保護者会があり、ハヤミ母と会いました。

私 「あー!応援スピーチ、引き受けてくれたんだってね、ありがとう!」

ハヤミ母「ウチこそ、ありがとう!ポスターあそこに貼ってあるよね」・・・とポスターの前に行き、母2人は我が子の名前に見入るのでした(笑)

ハヤミ母「どんな事言うのか、2人のスピーチ見たいね」

私 「確かに!でもきっと親はダメだよね」

ハヤミ母「何とかして見れないかなー(笑)」

私 「親バカかなー、わたし達(2人で爆笑)」…みたいな話をしました。

こうして理央とハヤミ君は、小学校時代のトラブルという大きな山を越えて良き友となり、

更に理央の窮地を救ってくれる存在となったのです。

理央がポジティブに中学生活を送れたのは、ハヤミ君の存在も大きかったように見えました。

友達もライバルも大事な存在なんだなー。

勿論、人に迷惑をかけるのは良くないけど、

わざわい転じて福となす。

いつもこういう結末になったら良いなと思います。

       Thanks★

❖次回は、夢子の小学校時代の男の子みたいな話を書きます。

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Nanato

こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。

子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。

しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。

“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。

“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。

ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。

南々斗