🌺ある日突然、母がなんの前触れもなく、セキセイインコの赤ちゃんを２羽、買ってくれました。

ボディの色が黄緑色の子はポピ。黄色の子はパピ。母が命名。その時、私は小学生。

《ペット5》の「舞い降りた天使」文鳥のピロちゃんが我が家に登場した後の話です。

🌺まだ生まれたばかりの飛べない赤ちゃんで、

毛はホヨホヨ。

赤ちゃんなので、まだ鳥カゴには入れることはできず、空気穴が付いている専用の入れ物に入れておき、

餌はお湯で温めてスプーンで食べさせます。

チビちゃんなのに、結構ガツガツと食べてくれて可愛い❗️

私は初めてのことで、毎日お世話するのが楽しくてしょうがない！って感じ。

段々と毛が生え、羽がシッカリしてきて、大人になった頃を見計らって、鳥カゴに移しました。

🌺その後、時は経ち、鳥たちは元気に成長し、なんだか人間臭いことを主張するようになりました。

特に、ポピが❗️

私が夕食の席に座った途端に、

まるで「よし！アイツが席に座ったぞ！」とばかりに、バタバタと全力で羽ばたきをして「ピ！ピ！ピ！」と鳴きます。

私がご飯を食べてる間中、ずっとその調子で、「羽ばたき」と「ピ！ピ！ピ！」

ポピの主張は「おーい！お前だけご飯食べてないで、僕にもくれー！」と。

家族の中では

「鳥たちの世話係はナナト（私）」とか

「ナナトの鳥」という認識だったので、

あんまり騒がれると、私も肩身が狭くなります。

我が家は、基本、家族全員同じ時間にそろって「いただきます！」と食べる習慣だったので、

家族から「ポピ、うるさいよー、羽ばたき止めてー」と言われます。

私がご飯の途中で席を立ち上がると、ポピは「よっしゃ！来るぞ！」と確信して、

「羽ばたき」と「ピッピ！」をパタッ！と止め、静かに待ちます（笑）

私が鳥カゴの所に行き、ご飯つぶなどを小さくして2羽に食べさせてあげると、まあ、上手にパクパク食べて上機嫌 ♬

特に、ポピが！(笑)

まあ、ご飯つぶを一粒とかで、大した量じゃないんですけど。

私が席に戻ると、また羽ばたきをして「ピ！ピ！ピ！」（笑）

🌺そのうち私も夕飯の度に毎日コレなので、

「もう！ポーちゃん、悪い子、ポーちゃん、悪い子ねー、」と何度も言ったらしく、

ある日、ポピが夕飯の時間ではない時間帯に、「何かゴニョゴニョ言ってるなー」と思って聞き耳を立てたら、

ポピが「ポーちゃん、悪い子ねー、ポーちゃん、悪い子ねー」って言ってました（汗）

あら～、私、そんなに言っちゃった？ごめんねー、ポピ。反省💦

🌺ポピの羽ばたきは、必ずしも「食べたーい！」とかいう要求する時だけではなく、喜んだ時も羽ばたきをします。

私が学校から「ただいまー！」と帰って行くと、

毎回、「お！来たな！」とバタバタと羽ばたきをして迎えてくれました。

「おーい！待ってたぞー！鳥カゴから出して遊んでくれー！」って感じ。

家族によく「あ！ナナトが帰って来たから喜んでる！」と言われていました。可愛いです❗️

🌺ポピは食いしん坊だったので、「人並み以上？」いや、「鳥並み以上」の色々な食べ物を食べていました。

私は小学生だったので、何も考えずに色々とあげていて、ご飯つぶ、白菜、キャベツ、人参などの野菜、豚肉や牛肉を小さくして2mm四方程度とか、

ついでに鶏肉も食べさせていて、いつの間にか「共食い？」させていました。ありゃ！

🌺しかし、時は過ぎ、私が小学生の頃は頻繁に遊んであげられたけれど、中高生になると忙しくなり、正直、私も毎日を生きるので精一杯。

餌やりや鳥カゴのお掃除などは、その後もやっていたけれど、小学生の時ほど、毎日密接に関わる時間は少なくなり、ちょっと申し訳なかったなーと思います。

飼い主の人生の先行き状況によって、ペットの人生も変わってしまう・・・という、

これがペットを飼う時の難しさの一つです。

セキセイインコは全部で５羽飼いましたが、

ポピはケタ外れに表情豊かで、意思の疎通が取れた子だったので、面白い逸話を沢山残していきました ♬

🌺さて、セキセイインコを飼うことになったのは、まぎれもなく「舞い降りた天使・迷い鳥・文鳥のピロ」の登場なくしてあり得ません。

ピロ、ありがとー❗️

そして、大病をしてから風邪をひいて学校を休むことが多かった私の幼い時代を支えてくれた「文鳥たち」と「セキセイインコたち」全員に、今、心からの感謝を。

彼らのことを思い出すと、私は彼らの存在に多分に助けられていた事を改めて思い出し、

パソコンの画面が歪んで見えなくなります（ヤバい💦）

君達なくして、今の私はありません。

ありがとー❗️また、会いたいよ❗️

　　　　　　　　Thanks★

❖次回は、ネコの話を書きます。