【ウサギ】脱走うさぎのシー君!《ペット4》

2025.2.6

ペット

ウサギのシー君がうちに来る前、私は小鳥と猫しか飼ったことがありませんでした。

さあて、ウサギさんとは、どんなことになるのかな?

ケージや餌などの準備を整えて、

いよいよ、赤ちゃんウサギをお迎えして来ました!

小っちゃくて、毛並みがホワホワで、お目目クリクリの可愛い子が来ました。

ピーターラビットの世界です。

シー君は男の子だけど、女の子みたいに見えました。

ウサギさんは、みんな可愛い女の子に見えてしまいます。

なーんか、可愛いんだよなー。

その時、まだ幼かった子供達は大喜び。

「うわ〜!可愛い!可愛い!」

そのうち、日光浴も兼ねて、

子供達と一緒に、シー君を庭に出してあげて遊ばせるようになりました。

「シー君、おいで~!こっち!こっち!」

ピョンピョン跳ねてます。

最初の頃のシー君は、庭をウロウロしたり、土を掘ったりして楽しんでいたのですが、

そのうち、子供達が庭の裏側を通って道路に出て行くのを見ていたからか?

それとも子供達の後を追って行ったのか?

「あ!そっちにも行けるんだ~!」と学習してしまい、

「僕も~!」と裏を回って道路に出て行こうとします。

「おっとっと~!そっちはダメよー。道路は危ないからねー」と連れ戻しました。

ところが、一度覚えてしまったので、さすが男の子!

冒険心が勝ってしまって、ちゃんと見ていないと、

「アッ!」と言う間に、庭の裏側に行ってしまいます。

何度も連れ戻す・・・というハメになってしまい、

庭に出る目的が「庭で遊ぶ」ではなくなり、

「庭から出て新しい世界にいくぞ!」に変わってしまいました(笑)

ついに、シー君は「脱走ウサギさん」に認定されました。

その後、シー君も段々と知恵を絞り、脱出方法を変えてきました。

堂々と脱走すると、見つかって連れ戻されるので、

私が監視している時は穴を掘ったりして遊んでいる風なのに、

私がシー君に背中を向けている時などに、

   私の目を盗み、

   コソコソと、

   ぬき足さし足で、

   ソーーーっと、

脱走しようとするようになりました。

あらら~! お~い!

この時思ったのは、「ウサギって、これ、かなり頭が良いぞ!」ということ。

赤ちゃんウサギと言えど、あなどれません。

こりゃ、ダメだ。庭に何かの柵でもしないと!・・・という事になり、

大き目サークルを買って来ました。

「シー君はこの中で遊んでね」ってこと。

ところが、サークルに入れて、すっかり安心していたら、

いつの間にやらケージを出て、またコソコソと脱走しようとしている後ろ姿を発見!

え? どうやってサークルから出たの?

分身の術を使った?

もう一度サークルに戻して、娘の夢子がシー君を監視してくれていたら、

サークルの棒と棒の間をシューーーっと抜けているのだとか(笑)

夢子は「シー君、すごいねー!」とか言って褒めてるけど、

いやいや、私は褒めてる場合じゃありません。

おっと~!と、あわてて連れ戻します。

私から見ると、とても通れないような幅に見えるんだけど、

まだシー君はまだ赤ちゃんで身体が小さいので、頑張れば通れたみたい。

・・・ということで、脱走シー君は、

しらばく身体が大きくなるまで、家の中で遊ばせることとなりましたとさ。

勿論、そののち、赤ちゃんシー君は大人になり、

サークルから脱走できない大きさになり、

「脱走ウサギさん」の称号は、無事返却されることとなりました。

めでたし、めでたし。

でも、あのコソコソと、ぬき足さし足で、

ソーーーっと脱走する後ろ姿、可愛かったなー。

          Thanks★

❖次回は、初めて飼った「手のり文鳥」の話を書きます。

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Nanato

こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。

子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。

しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。

“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。

“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。

ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。

南々斗