【小学校の2人】防犯ブザーを持たせたら《子育て19》

2025.8.25

子育て

<主な登場人物>

息子の理央(りお)・娘の夢子(ゆめこ)

🟦登下校中が心配で、小学生だった子供達に防犯ブザーを持たせました。

その頃、ランドセルに付けている子が、まあまあ、いたと思います。

🟦子供達に防犯ブザーの使い方を説明して、

危険を感じた時に、このフックを引くとスゴイ音が出るからね

止める時はフックを戻すの

スゴイ音だから、今は音は出せないけど」と言いました。

🟦そして、子供達に「どこに付けよっか?」と相談。子供達なりに考えて、

息子の理央は「みんなはランドセルに付けてるからランドセルが良いかな」と。

娘の夢子は「ランドセルだとすぐにフックが引けないから、手に持つバックが良い」と。

「よしよし、OK!」と思った私。

しかし、2人共、それぞれに防犯ブザー絡みで、ちょっとした?子供らしい事件が起きました。

🟦<理央の場合

ある日、私は外出から帰って来て、家のカギを開けて中に入ったら、「ビィ――――――ン!」という変な音が聞こえてきました。

はて?

リビングに入って行ったら、理央がクッションやら、座布団やら、ありったけの掛布団などを何枚も重ねて、その布団のテッペンに自分が乗って、アタフタしていました。

私「なに!どうしたの?!」

理央「防犯ブザーが止められなくなった!」

私「えーー!」

まずは、布団を一枚一枚どかせていきます。一枚どかせる毎に音がデッカクなっていきます。

防犯ブザーとフックを見つけました!けたたましい音!防犯ブザーにフックを入れて、音を止めました。ふー。

理央「良かったー!」

私「良かったー!じゃないよ!そもそも、どうしてこうなったの?」

理央「……どんな音か聞きたくなって……」

私「え?は~?フックを自分で引いたの?」

理央「……そう……ごめんなさい……」

私「ちょっと~!これはオモチャじゃないんだから!もうこんな事しちゃダメだよ!」

理央「もうしない!絶対しないから!」

…まあ、そりゃあ、二度とやらないですよね。もう、どんな音かは既に聞いたんですから。

正直、子供は何をするか分かりません。大人が考えもしない事をします。

🟦でも、この時思いましたね。

やっぱり理央も男の子なんだなー」って。

理央の性格の根底には、頑固で強い部分はあるものの、男の子にしてはあまりヤンチャな所がなく、マイペースでおっとりした子です。

でも「どんな音か聞いてみたい!という冒険心を持っていたのだなー」と驚いたと同時に、

「そんなヤンチャな部分もあったんだー!」と新発見し、心の中ではちょっと笑ってしまいました。

🟦そして「フックを戻すと音が止まるから」と教えたのに、あまりの音の大きさにビックリして、止め方が頭から吹っ飛んでしまい、クッションやら布団やらを重ねて音を消そうとしていた…という子供らしい対処の仕方に、

「布団をかぶせるねー、まあ、そんな方法もあるか~」と心の中でちょっと笑ってしまった母でした。

🟦<夢子の場合

夢子は防犯ブザーを手に持つバックに付けていましたが、ある日、ランドセルを背負って、手持ちのバックを持ち、教室から出て下校しようとした時、

階段近くでハデに転び、その衝撃で、防犯ブザー本体がフックから外れてしまい、爆音を出しながら、コロン、コロンと下の階まで落ちていってしまったそうです。

ビィ―――――――ン!」と鳴り続けていて、夢子は慌てて下りて行ったら、

先生に「あなたは何をやってるんですか!」と言われたと聞きました。あちゃー。

まさか、そんな事が起きるなんて、私としては想定外。

その話を夢子から聞いた私は「転んだだけでフックが外れたんだ~、ヤバいな、コレ!」と思い、

私「夢ちゃん、やっぱ一旦、防犯ブザーはバックから外しておこうか?」

夢子「うん、そうだね」…これが結末?あら~💦

子供を守ろうと思って防犯ブザーを持たせたけど、守るだけでもない…という。いや~、子供に色んな事を託すのは、なかなか難しいです。

🟦最後に、誰か悪い人に襲われた時は、すぐに「助けてー!」と大声を叫ぶと犯人が逃げて行く可能性もあるそうです

先日、ネットで読みました。

襲う人は、大きな声を出されるのが一番嫌なので、必ず最初に「声を出したら殺すぞ」と脅すのだとか。

この頃の日本は凶悪犯罪が多くなってきています。

身の危険を感じた時には、即座に大声で叫んだり、防犯グッズなどで身を守る必要がある時代なのかもしれません。

「備えあれば患いなし」ですかね。

         Thanks☆

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Nanato

こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。

子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。

しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。

“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。

“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。

ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。

南々斗