登場人物…息子の理央(りお)・娘の夢子(ゆめこ)
🟦息子の理央がヨチヨチ歩き始めて、ポツポツと言葉が出るようになった頃のこと。
ティッシュみたいな小さなゴミを理央に渡して、
「理央君、コレ、ごみ箱にポイして来て~!」と言うと、
理央は意気揚々とごみ箱に捨てに行き、ポイ!ってしたら、ニコニコしながら私の膝にダイブします。
私「理央君、ゴミポイできたね。えらーい!パチパチ!」と褒めちぎります。
理央は満面の笑み。理央も自分でお手々パチパチ。得意顔。
🟦また、違うシチュエーションでは、理央が「ママー!」と私を呼ぶので見ると、ティッシュなどのゴミっぽい物を手に持って、
理央「ポイ?」と聞きます。・・・これは「ゴミポイ!して良い?」と聞いているサイン。
私「うん、うん、それもゴミポイして~。理央は偉いね~パチパチ」
私は褒められて喜んでいる理央が見たくて、こういう遊びを日課にしていた頃でした。
🟦ある日、私はお風呂に入る前に腕時計を外して、いつものようにテーブルの上に置き、
理央をお風呂に入れた後、着替えをしてあげて、その時間はたいがいテレビを見ている夫に理央を頼んで、私はもう一回お風呂に入りに行きます。
私がお風呂からあがって来て、着替えをして、アレコレやって、やっとホッとして、
さてと・・・と、腕時計をしようと思ったら、
あら? 私の腕時計がテーブルの上にありません💦
🟦その時、すぐに探せば良かったのに、
初めての育児に奮闘する毎日で、バタバタと忙しく生きていた私なんで、
「あれ? 私、いつもと違う所に置いたかかなー? ま、いいや、後でゆっくり探そう。どうせ家の中にあるし」と安易に考えました。
実は、その頃の私って、お風呂に入る時しか腕時計を外さない人でした。
寝る時も腕時計をして寝ていたのです。
だから、私の時計が失くすとしたら、お風呂に入っている時しか考えられないのです。
「どうせ家の中にある」と安易に考えたのが運の尽き。その後、どんなに探しても、その腕時計が見つかる事はありませんでした。
独身時代から使っていたお気に入りの時計だったのになー。
🟦さて、犯人は誰か?と考えると、
やっぱ「ゴミ箱ポイ!して来て~!」を意気揚々とやっていた理央かなー?というのが、今となっては有力候補です。
もしも理央が犯人じゃなかったら、申し訳ないこの上ないんですけど、それしか考えられない(笑)
🟦「何故、理央だと思うか?」というと、ある時、ゴミを捨てようとしたら、捨てたはずのない物がゴミ箱に入っていたことが何度かあったからです。
その時は「あー、理央がまたゴミポイ!したんだなー」くらいにしか考えていなかったのです。
真実は闇の中ですけどね。
🟦小さな子供は好奇心旺盛のピキピキ探検隊。
褒められるのが大好きだし、新しい事を覚えるのが楽しい。
大人が考えもつかない事を考えて何でも挑戦しちゃいます。
それはすごーく大切な事だけど、たまーに、こういう値段の安くない物が被害に合うこともあるので、もっと気を付けないといけなかったんですね。
大事な物は子供の手の届かない所に置く。
また、子供がよく言う「それ、貸・し・て~」
こう言われても「ダメよ~」という勇気も大事なんですよね、きっと。
Thanks★
❖次回は、幼い2人に絵本の読み聞かせをしていた頃の思い出話をしていたら、思いがけない種明かしがあった話です。
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗