登場人物…息子の理央(りお)・娘の夢子(ゆめこ)
🟦<結論> 夢子が余りにも泣くので、おしゃぶりに紐を通し【ネックレス風おしゃぶり】にして、夢子の首に掛けました。
🟦娘の夢子は赤ちゃんの時から、すぐ顔を真っ赤にして大声で泣く子でした。ギャー!って。
息子が赤ちゃんの頃に比べたら「どんだけ泣くんだよー」ってくらい、すぐに泣く。
泣く理由は、お腹すいた、オムツが汚れた、具合いが悪い、そして、自分の思い通りじゃない時、まあ、これは至って普通の理由。
一番の理由は、ダッコが大好きで、ダッコしてないと泣く…というヤツ。
ダッコしてるとご機嫌だけど「ちょっと待っててね」と夢子をソファや床に置いた途端に泣く。びゃー!
寂しがり屋さんなんですよね、きっと。
🟦私の親友が子供2人連れてウチに遊びに来ていた時、あまりにも夢子が泣くので「どうしてこんなに泣くんだろうね。何か要求があるんだろうね」と不思議そうに言いました。
この時の親友の台詞が今も忘れられないです。
この台詞で私が傷付いたのではなく「どうしてこんなに泣くんだろー」と思っていた自分と親友が同じ感覚だったってことに、ちょっと安堵したのです。救われたというか。
他人でも不思議だと思うほど夢子は泣くのだなー。よし、私の感覚は間違ってない!と。
🟦ダッコ好きな夢子が小さい頃は、常に私は左手に夢子をダッコして洗濯・掃除・料理をしていました。
料理は包丁や火を使う時以外ですけどね。
常に左手が使えないので、右手に物を持って部屋を出る時なんかは足でドアを開けたり閉めたり、キッチン下の収納は膝でドンと閉めるとか、相当な確率で足を多用していました(笑)
だって、手は2本しかないんですもん。「あ~、手が3本欲しい!」って、あの頃はいつも言ってました。
🟦「夢子はダッコして欲しいから泣く」・・・それは分かっちゃいるけど、ママもさ~、君を一日中、ダッコばかりしてられないわけ。もう一人、お兄ちゃんもいるわけで。分かってよ~💦
お兄ちゃんが「ママ~、僕もダッコ~」と来ます。
私「そうだよね~、ゴメン、ゴメン。おいで~」・・・と左ひざに夢子、右ひざにお兄ちゃんという【2人同時ダッコ】が常態化していた時期もありました。
でも、【2人同時ダッコ】は2人がニコニコしていて頗る(すこぶる)良い方法なのですが、コレやっちゃうと家事は何もできません。
子供達と笑顔でお話をしながら、もう一人の自分が「あー、これじゃ何もできない。アレもアレもアレもしなくちゃいけないのになー、うーん、どうしよー💦」と考えています。
今、考えると、これ、ダメですよね。【子供と遊ぶ時は100%子供に意識を向けないと】・・・と今なら思えますが、当時は必死で気が付きませんでした。
夢子の夜泣きもすごくて、そりゃもう、バタバタな毎日でした。
🟦さて、家の中で泣かれるのはまだ良いとして、外出している時、公園やスーパー、レストラン、息子の幼稚園などの公共の場所で「ギャー!」と来ると、こっちは「あわわ~!」となってしまいます💦
子供はお話ができない間は泣く事でしか表現ができないので、そりゃあ、よく泣くのは仕方がない事だし、よく「赤ちゃんは、泣くのが仕事」とか言いますけどねー。
夢子があまりにもしょっちゅう泣くので、私は「何か良い方法はないかな?」と考えました。あくまでも我が家風の解決法です。
➊まず、おしゃぶりを買って来ました。泣いた時にピュッ!とおしゃぶりを口に入れたら、泣き止んで黙りました。これはイケる!
泣いたら、ピュッ! 泣いたらピュッ!
おしゃぶりは「長い期間、使うな」とか「歯の発達に影響が出る」という注意的なものは知っていたのですが、今は緊急事態なので使うことにしました。
➋おしゃぶりに紐を通し【ネックレス風おしゃぶり】にして夢子の首から下げました。
おしゃぶりが何かの拍子に口から落ちたりすると汚いので、おしゃぶりに紐を通してネックレスのようにして、夢子の首から下げるようにしたのです。
「ネックレス風おしゃぶり」の誕生です。
泣いたら、夢子の首に下げてあるおしゃぶりを口にピュッ!と入れる。
夢子がおしゃぶりを口から出しても紐があるので落ちない。やった。
ウチの場合は、この方法に助けられました。
そのうち、夢子の首に「ネックレス風おしゃぶり」を掛けておくと、夢子自身が「おしゃぶり」を手に持って、自分の口にガブ!と入れるようにもなったりして。あら、上手!(笑)
➌綺麗に使う為に、毎日煮沸消毒していたので、何個か買い足しました。
但し、使う時には、紐が夢子の首を絞めるような形にならないように、また、おしゃぶりがなるべく綺麗な状態である事を気をつけていました。
そして、この方法は危ないので夜泣きには使えないですけど(笑)
🟦…が、今考えると、自分が考えた方法でありながら、大胆過ぎるなーって思います。
2人目が産まれてアップアップしていた頃の私が、苦肉の策で考えた方法。色々考えると、他の人にあまりお勧めできません(笑)
あまりお勧めできない方法なのに、何故、この話を書いたか?というと、
「紐を通したおしゃぶりを首から下げている赤ちゃんの姿を想像して、あれ?ちょっと変わってるな。そんな赤ちゃん、見たことないな」って思って、クスっと笑えるかなーと思ったからです。
ただそれだけ。推奨しているわけではありません。
🟦しかし、おしゃぶりにお世話になっていた時期は意外に短くて、アッという間におしゃぶりを使わなくなりました。
・・・というのも、子供の成長は早く、ギャー!と泣くシチュエーションも変わっていき、また、私も泣いた時の御し方(ぎょしかた)を習得していったからです。
夢子も、私も、お互いに成長していったのですね、きっと。
🟦子供が2人になって、アップアップしていたあの頃の私。
「早く子供が大きくなってラクになりたい!」と熱望していた私。
でも、子供の成長は早くてアッという間に大きくなっちゃう。
大きくなったらなったで可愛くない事を言いだすし、違う悩みが出て来る。
結局、ママにラクな時期はないのかも?
可愛い時期はほんのちょっとだけ。
もう一回あの頃に戻って、小さかった子供達に会いたいなーと思っても、もう二度と戻れない。
今思うと、アップアップせずに、もっと「可愛い💗可愛い💗」という目線で育てていたら良かったなーと思います。
ちょっと後悔するナナトでした~(笑)
Thanks★
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗