🟩<先に、今回の話の結論を書きます>
◎ペット達は、人間の言葉をほぼ理解していると思われます。
◎手のゼスチャーを付けて言うと、理解度が上がるそうです。
◎飼い始めは分からなくても、そのうち殆どの言葉を分かるようになるようです。
◎日頃から沢山話し掛けてあげると更に理解度が上がる気がします。
🟩さて、私は相手が子供達なら「言って聞かせるタイプ」です。
「どうしてこれはダメか?というと、理由はこうだから」…と、言葉で説明するタイプの母親。
だから「動物とは話ができないから、言って聞かせることはできないなー。動物とお話ができたら良いのに」と、思っていました。
🟩しかし、ペット達を飼っている間に、
「あら?この子達、実は人間の言葉を理解してるかも?」と思う場面が多発し、ペット達は口の構造上、お話することはできないけれど、
「人間の言葉の多くを理解している!」と思うようになりました。
🟩その例の一つとして、ある時、犬のチャー坊が病気になり、何故か「お水をガブ飲みしては吐く」を何度も繰り返していました。
明日、病院に行くまでの間、何とかこの状況を持ちこたえなくては!
🟩その時、ふと思い出しました。
子供が小さい時、嘔吐と下痢を繰り返す「嘔吐下痢症」になった時、病院で「一気に沢山飲ませると吐くから、おちょこ1杯ずつ位の水を何回にも分けて飲ませると良い」と言われたことを。
1時間毎に、ちょっとずつお水をあげれば吐かなくなるのでは?と思い、時計を見ながら、ちょっとずつ何回にも分けてあげるようにしました。
🟩お水のカップに1cm位のお水を入れて出すと、
チャー坊は「あ!ママがお水をくれた!」と喜んで飲みに行き、舐めるように最後の一滴まで飲みます。でも、チャー坊は、もっと飲みたいのです。
カラになったお水のカップの前で、そのまま振り向き、私を見て、
「もう、お水、ないワン。ママ、もっとお水、ちょうだいワン!」と無言でお願いしています。
ママだって、本当はあげたいんだよ~💦ごめんね。
🟩でも実際、お水を少しずつしかあげないようにしたら、吐く回数がグッと減っていき、おおむね吐かずにうまくいっています。
🟩お水をあげる度に「ママー、もっとお水ちょうだいワン」という目をされると辛くて、意を決して、チャー坊に人間の言葉で説明してみました。
私「チャー坊、ママのお話を聞いて。ママは意地悪でお水をあげないんじゃないの。沢山お水を飲むと、ケポンって全部吐いちゃうでしょ。吐くとチャー坊も疲れちゃうじゃん。でも、ちょっとずつ飲むと吐かないの。だから、時間を決めてお水を少しずつあげてるの。ママのお話、わかった?ごめんね」と。
🟩すると、どうでしょう。時間であげたお水を置くとある分だけ飲んで、ススーっとベッドに真っ直ぐ戻るようになりました。
チャー坊は、カラになったお水のカップの前で振り向き「もっとお水ちょーだい!」と無言のお願いをしなくなったのです。
いたずら好きでヤンチャなチャー坊が、私に説明されて、ちゃんと言葉を理解し、素直にベッドに戻る姿を見るのも辛かったです。
しかしこの時、人間の言葉で説明した内容がチャー坊に伝わったのです。
🟩そして、その後、貰った吐き気止めを飲んだチャー坊は、少しずつ吐かなくなり、その後、たくさんお水を飲んでもケポンと吐かなくなりました。
🟩ある時、テレビでみたのですが、動物と本当にお話ができる方がいるみたいで、その時のワンちゃんは、
「お父さんとお母さんが、僕の治療費のことで喧嘩しているのがツライ」と言っていました。
ちゃんと喧嘩の内容も分かっているのですね。ペットの言葉の理解力、スゴイです。
安易にペットの悪口も言っちゃいけませんね。いっぱい褒めてあげましょ。
ご飯を食べた後に「全部食べてエライね~」、トイレをした後に、「トイレして良い子だね~」って、いっぱい褒めてあげよっと。
Thanks☆
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗