🌺1匹のノラ猫ちゃんを家に招き入れたら、5匹の赤ちゃんを産んで、6匹の大所帯ネコ家族になりました。その経緯は《ペット2》に書いてあります。
今回は、その6匹のうちの3匹のお話です。

🌺ある日、私が一人で家のうしろ側にあるスーパーに歩いて買い物に行き、裏道を通って帰って来る途中、向かい側から「ニャーン!ニャーン!」という鳴き声が聞こえてきました。
しかも、1匹ではなく複数の鳴き声。あら?
鳴き声はどんどん大きくなり、こっちに向かって来ているみたい。
姿が見えたと思ったら、3匹もいました!
おー!ウチのネコ家族じゃん!
女性陣3人組。
私を遠くから見つけて「おーい、ナナト~!ナナト~!」と鳴きながら来てくれたみたい。
🌺ネコ達「ナナト~!(ナナトとは私のこと) ナナトとこんな所で会うなんて奇遇だね~!嬉しいよ~!」ってな感じ。
私「あら~!こんな所で会うなんて初めてだね~。お散歩してたの?」…私は動物に普通に話し掛けるタイプ。
ネコ達「お外でナナトに会うのは初めてだニャ。嬉しいよ~」
めっちゃ喜んでくれていて、私の足元を3匹でクルクル回って、ニャン!ニャン!鳴いてます。劇的な出会いに感動しているネコ達です。
🌺私が帰り道だったのを知っているのか、
ネコ達「ナナト、私達と一緒におウチに帰ろうよ!私達に付いて来な、案内してあげるから~」と言わんばかりに、家の方向に向かって、私の前を歩き始めました。
私「うん!じゃあ、一緒に帰るか!」とネコ達の後を追って歩きます。
私はいつもと違う道だけど、ま、いっか。
ネコ達「ナナト、こっちだよ~、こっち、こっち。私達が帰る道を教えてあげるからね~」と、
3匹は何度も何度も振り返って、私がネコ達にちゃんと付いて来てるか確認しながら「ニャーン、ニャーン、こっちだよ~」と教えてくれています。
可愛い❗️
ネコ3匹に先導されて、家に帰る私。
私の心の中「あのねー、実は、ナナトはそんなにバカじゃないの。自分の家に帰る道くらいは、これでも分かってるつもりだよー」

🌺我が家の裏側に差しかかった時、
ネコ達「ナナト~、こっち、こっちだニャーン」と我が家の塀にピョン!と飛び乗って見せてくれました。
ネコ達「ナナトもここにピョンして~」
私「えー!それはムリ!いくら何でも、それはムリ!ナナトはそもそも塀が高過ぎてのぼれないし、君達は塀をのぼっても怪しまれないけど、人間はドロボーだと思われるのよ~。いやいや、ナナトはねー、普通に道路歩いて帰るからねー」
…とネコ達とは違う方向に歩き出したら、
ネコ達「えー!そっちじゃないよ~。こっち、こっちだニャーン💦」と、私を呼んでいます。
🌺どうやら、ネコ達はいつもその場所の塀に飛び乗って帰宅していたらしく「塀を上らないで家に帰るなんて、有り得ない」って感じ。
確かに、その行き方が最短ルートなんだけどさあ~。人間にも色々事情があるわけよ。
私「ごめんねー、ナナトはこっちから帰るから~、じゃあね~バイバイ!」と手を振ったら、
ネコ達は「そっかー、一緒に帰ろうと思ったけど、仕方ないニャーン💧」とでも言いた気に、
すこぶる残念そうに塀をつたい歩き、何度も私を振り返りながら、家の入口の方に歩いて行きました。
ショボン…💧っていう後ろ姿が可愛い❗️
🌺私が玄関から家の中に入って行ったら、先に帰宅していたネコ達がお水を飲んだりして、くつろぐ準備をしていました。
そりゃ、ネコ達の方が私より先に家に着くよね。
何せヤツらは最短ルートで来てるからなー。
ネコ達は私に気付いて「あ!ナナトだ!」
私「ただいま。ルートは違うけど、ナナトもちゃんと帰って来たよ。楽しかったね♬さっきは道案内ありがとね〜!」
🌺この思い出は、なんとも微笑ましい話で、忘れることができない記憶です。
この話を思い出すと、心がホッコリします。
動物の愛情が心に沁みます🩷
やっぱり動物が大好きです❗️
Thanks☆
❖次回は、イタズラ犬・チャー坊の話を書きます。
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗