🟩朝、子供達が家を出る時、
必ず言ってきた言葉があります。
「行ってらっしゃい。気を付けてね」
🟩これは単なる何かで読んだ受け売りなのですが、
「気を付けてね」と言うと、
その言葉の力で子供達が守られる!と読んだからです。
「言霊(ことだま)」ってことなんでしょうか。
どこで、何で読んだかも覚えていないほど、ずっと前の話です。
私にとっては【おまじない】みたいな感覚で、
こう言って見送ると、私がホッ!とする部分も大きかったと思います。
正直、「気を付けてね!と言って本当に守られるのかどうか?」を私は証明できないですし、
解説することもできませんが、
その何かで読んだ文章を信じて、
ずっと言ってきました。
🟩その甲斐あってか、
ウチの子達は部活でケガをしたり色々ありながらも、
何とか無事に帰宅してきました。
例えば、朝に家を出る前に子供を叱ってしまったとしても、
お見送りには必ず玄関に行って、
「行ってらっしゃい。気を付けてね」と言って出しました。
たまにあるんですよね~。朝に叱っちゃう時が。
例➊ 子供が「あ!このプリント出すの、忘れてたー」とか言って朝に渡してきて、
私がすぐにササッとプリント読んだら、
「提出期限が今日までのがあるじゃん」とか。
こっちは「んもー!どうしてー?」ってなっちゃう!っていう。
例➋ 朝に子供が「あ!今日、〇〇を持って行くんだった。ある~?」とか急に言い出して、
「えー、どこにあるかなー、探さないとなー」っていう時も
「どうして朝に言うの?」って怒りたくなります。
で、更に、こっちが必死で探している最中に
「もう家を出る時間が過ぎたー」とか言って急かされたら
「んもー!」ってなります。
「ママは魔法使いじゃないんだよー!」ってね。
こんなイライラした時も自分を押さえて玄関にお見送りに行き
「行ってらっしゃい。気を付けてね」と
【頑張って】言うのです。
今日一日、事故なく、怪我なく、病気なく、帰って来れるように。
🟩子供達が長じて電車で通うようになった時は、
特に心を込めて言っていました。
本人に言った後に、もう一回、
見送る後ろ姿に、
心の中で「気を付けてね」と重ねて言ってもいました。
子供達が夏休みなどに
「明日は部活の集合時間が早朝で、まだ時間も決まってないから、ママは起きなくて良いよ」などと言ってくれた時には、
私「じゃあ、明日は気を付けて行って来てね。行ってらっしゃい」と明日の分を言いました。
何故、そこまでしてこの台詞を必ず言うのか?
私には何故か、
「今日、無事に帰って来るのが当たり前」とは思えなかったからです。
🟩私の中に「当たり前とか当然とかいう事はなくて、
いつ、どんな時に、当たり前だと思っていた日常が壊れるか分からない」
そんな思いがあって、
「行ってらっしゃい。気を付けてね」と子供達に言ってきました。
🟩皆様のお子様方も、
今日も明日も明後日も、
これから、ずーっと毎日、無事に元気に帰宅されますように。
Thanks★
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗