〈登場人物〉
息子の理央(りお)・娘の夢子(ゆめこ)
🟦「子供にとってテレビやゲームは目に良くない」と耳にしていたものの、
なんだかんだ結局、テレビを見せて、ゲームもさせて育ててしまいました。
せいぜい「〇時までね」とか「1時間ね」と制限する事くらいでしたが、
それが機能していたか?と言うと、実はそうでもなく、
私の放任で無制限になっていた日もかなりあったと思います(苦笑)
🟦息子の理央が小学校の頃、ポケモンにはまっていました。
ある日の朝、理央が登校する前に、
「あ~、ゲームを先に進めたいけど、時間が足りない。学校に行ってる時間が勿体ないな~」と言いました。
それを聞いて、
私「じゃあ、理央が学校に行ってる間に、ママが進めておいてあげるから。どうすれば良いのか、教えて」と言ったら、
理央「ママはムリ。できないからいいよ」と。え?
私「は~?ゲームくらい教えてくれればできるよ」
理央「できないよ。だって、水ポケモンとか火ポケモンとか、誰に強いとか分かる?
分かんないでしょ。いいよ、大丈夫だから」と言って、学校に行きました。
舐められてます(笑)
🟦私は理央の「学校に行ってる時間が勿体ない」という台詞が面白くて、笑ってしまいました。
「そこまで真剣なの?真剣過ぎない?」と。
🟦しかし、笑ったものの、理央に「ママにはできない」と言われて、
私だって一応、立派な大人で、字も読めるし、説明されれば理解もできるのに、
小学生が開口一番「ママにはムリ」って、小学生がやってるゲームって、いったい何?
衝撃を受けました💦
私「ええー!子供にそんな事言われる時代が来るの、早過ぎるよー」
「大の大人が小学生がやってるゲームができない?え?ホント?」って。
🟦確かに理央は分厚い攻略本がボロボロになるほど読んでいました。
あの分厚い本に作戦が詰まっていたのですね。
🟦またある時には、理央がまたポケモンで、
「この場所とこの場所の間を何回も行ったり来たりしなくちゃいけないんだけど、
学校に行ってる時間が勿体ないんだよね」と言いました。
私「行ったり来たりだけだったら、ママが少しでもやっておいてあげようか?」と言ったら、
理央「それは大変だから、いいよ」
私「あら、そう。わかった」
そんなママに気を遣ってくれちゃって、小学生なのに。
理央は妙に大人な所があります。
🟦理央はその小学校時代以降も【ゲーム大好き人間】であり続け、時間を惜しんでやっていました。
ポケモンに関しては娘の夢子も巻き込んで、
理央「夢ちゃんもポケモンのゲーム買わない?」
夢子「買う、買う!ママー、夢子のも買って~」
理央「夢ちゃん、ちょっと貸して~」
夢子「いいよ~」と、
理央は夢子を良いように使って楽しんでいました♬
でも、きょうだい仲良くポケモンの話をしている所を見ると、
「やっぱり、2つ買って良かったな!」と思う母なのでした。
🟦しかし、理央はある時「受験勉強するからゲームは止める」と自分から言い出し、
一度スパッとやめたら、受験が終わっても前ほどガッツリやらなくなりました。
ゲームへの執着がほどけたというか。
その後も、何かのキッカケでまたゲームをチョロっと始めても、あまり執着しなくなり、
あんなに好きだったのに。子供って、不思議です。
🟦とは言え、その後はむしろ、
新しい流行り(はやり)を運んで来るのが得意な夢子が、
度々色んなスマホゲームなどを家族に持ち込んで来て、
私と子供と3人で同じゲームをやるなんて事も何度かありましたね、そう言えば。
夫は家族で一番のゲーム好きですが、私達の話には乗って来ず、いつも別行動なんで(笑)
🟦3人でゲームを前に進めようと、協力して頑張っていたあの頃、結構楽しかったです。
「どこまで進んだ?」
「それ、どうやるの?教えて~」
「理央君、やって~」
「いいよ~、やってあげる!」
「夢ちゃんがこんな良い方法教えてくれたよ」
「お!いいね、それ」
・・・なーんてね。
🟦たかがゲーム。されどゲーム。
一緒にやれば、家族で楽しい時間が持てますね。
Thanks★
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗