<主な登場人物>
息子の理央(りお) ・ 娘の夢子(ゆめこ)
🟦娘の夢子は【かなりヤバいダッコ病】で、「私を一日中ずっとダッコしててよ~。ダッコしてくれないと泣くよ。びえ~ん」と泣く子でした。
このダッコ病に悩まされながらも、いつしか時は過ぎ、
夢子も一人で歩けるようになり、お話も上手にできるようになっていき、理央とオモチャで遊べるようにもなり、
昔ほど「ダッコ、ダッコ」と言わなくなってきたけれど、それでもダッコ病がなくなったわけではなく、理央の時に比べると頻繁に「ダッコ~!」と言って来る子でした。
すぐにダッコしてあげないと、
「ダッコ、ダッコ、ダッコよ~、ダッコ、ダッコよ~!」と、まるで歌を歌っているみたいに連呼されて、ダッコをせがまれます。
寂しがり屋さんなんですかね。
🟦理央が幼稚園の頃のある日の夕方、
私がキッチンで夕飯を作っていたら、夢子が「ママ~、ダッコ~」と言って手を伸ばしながらキッチンに来ました。
私「夢ちゃん、今、ママ何してる?お料理してるでしょ?今、夢ちゃんをダッコしたら、アチチになっちゃう。だから、ダッコできないよ」と言ったら、
夢子は「そっかー」という顔をしてリビングに戻って行き、
夢子「じゃあ、理央君、ダッコ~!」と両手を広げて理央の所に行きました。
ええーーー!そっち?ママに断られたら、理央にお願いするの~?新しい術を見つけたな~!
🟦その時、理央は夕方の子供用のテレビを見ている所でした。
私は「理央はダッコと言われて、どうするんだろう?」と興味津々でその様子を見ていました。
「ダッコ~」と言われた理央は、意外にも「ハイハイ」と言って両手を広げて夢子のダッコを受入れました。お?
小さな理央の膝に、小さな夢子がチョコンと座って、抱き合っています。こんなの見たの、初めて。
そして、理央は夢子をダッコしながらテレビを見続けています。夢子はダッコしてもらって、ご満悦。なんと!チョット意外な結末でした。
🟦子供って面白い!ママがダメなら理央君?
「ダッコしてくれるならテレビ見ている理央君にもダッコを頼む夢子」
自由人・夢子らしいなー。
Thanks☆
❖次回は、小学生・理央のゲームの話を書きます。
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗