【小さい頃の2人】ダッコ病の救世主あらわる《子育て17》

2025.7.8

子育て

登場人物…息子の理央(りお)・娘の夢子(ゆめこ)

🟦娘の夢子は【かなりヤバいダッコ病】で、「私を一日ずっとダッコしてて。ダッコしてくれないと泣くよ。びえ~ん」と泣いて意思表示する子でした。

このダッコ病に悩まされながらも、いつしか時は過ぎ、夢子も一人で歩けるようになり、お話も上手にできるようになっていき、理央とオモチャで遊べるようにもなり、

昔ほど「ダッコ、ダッコ」と言わなくなってきたけれど、

それでもダッコ病がなくなったわけではなく、理央の時に比べると頻繁に「ダッコ~!」と言って来る子でした。

すぐにダッコしてあげないと、「ダッコ、ダッコ、ダッコよ~、ダッコ、ダッコよ~!」と、

まるで歌を歌っているみたいに連呼されて、ダッコをせがまれます(笑)

寂しがり屋さんなんですかね。

🟦理央が幼稚園の頃のある日の夕方、私がキッチンで夕飯を作っていたら、

夢子が「ママ~、ダッコ~」と言って手を伸ばしながらキッチンに来ました。

私「夢ちゃん、今、ママ何してる?お料理してるでしょ?だから、今はダッコできないよ」と言ったら、

夢子は「そっかー」という顔をしてリビングに戻って行き、

夢子「じゃあ、理央君、ダッコ~!」と両手を広げて理央の所に行きました。

その時、理央は夕方の子供用のテレビを見ている所でした。

ええーーー!ママに断られたら理央に行くの~?(笑)

私は「理央はダッコと言われて、どうするんだろう?」と興味津々でその様子を見ていました。

「ダッコ~」と言われた理央は、意外にも「ハイハイ」と言って手を広げて夢子のダッコを受入れました。

小さな理央の膝に、小さな夢子がチョコンと座って、抱き合っています(笑)

こんなの見たの、初めて。

理央は夢子をダッコしながらテレビを見続けています。

夢子はダッコしてもらって、ご満悦。

なんと!チョット意外な結末でした。

ママもホッコリなこの光景が忘れられません。

🟦子供って面白い!ママがダメなら理央君?(笑)

「立っている者は親でも使え」ってことわざがありますが、

「ダッコしてくれるならテレビ見ている理央君に頼む夢子」

笑っちゃいます。

この時、二人でダッコしている写真を撮りたかったのですが、料理中で写真どころではありませんでした。

でも、私の記憶には今もあの時の光景がちゃんと残っています。

子供の発想は面白いです。

      Thanks★

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Nanato

こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。

子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。

しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。

“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。

“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。

ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。

南々斗