🟩子供達がすこーし大きくなって、色々と生意気な事を言うようになってきた頃、
子供達によく「ママはチャー坊(犬)に甘い!」と言われるようになりました。
🟩例えば、①洗濯したばかりのタオルを畳んでいる時に、チャー坊が「そのタオルちょーだーい!」とシッポをプルプルしてニコニコしながらお願いしてくると、
私「このタオル欲しいの?洗ったばっかりなんだけど、うーん、しょうがないなー、ま!いっか!減るもんじゃないし、また洗濯すればいいし!」とあげてしまう。
例えば、②夕食前に茹でたブロッコリーをダイニングテーブルに置く。すると、チャー坊がテーブルに立っちをして、お手々でテーブルをチョリチョリ。
チャー坊「このブロッコリー、ぽちい!ぽちい!キュン、キュン」と。
私「そっかー、ブロッコリー好きだもんね。じゃあ、あげるか!」となったり、
その他色々、結構チャー坊の要求に応えてしまう私だからです。
🟩でも、子供達に「ママはチャー坊に甘い!」と言われる度に、私はこう言い返します。
私「だって、チャー坊はあんた達より楽しみが少ないんだよ。あんた達は、学校行って、友達と楽しく話したり、習い事に行ったり、友達と遊びに行ったり、家族でお出掛けしたり、旅行に行ったり、色々楽しみがあるじゃん。でも、【チャー坊の楽しみ】は食べる事とお散歩くらいで、あと何がある?あとは①家族にヨシヨシしてもらったり②家族と遊んでもらう事と③たま~のお出掛けくらいでしょ。一人でお留守番して頑張ってる時もあるんだよ。いいじゃん、少しくらい甘くしたって。チャー坊にも楽しみが必要なの」・・・と反論。
子供達「でも・・・」
私「イヤ、それを言うなら、あんた達だってチャー坊と同じようにママに育てられたんだよ。自分達の胸に手を当てて、よく考えてみなよ」
子供達「確かに。そうだね・・・」と同意。私は内心【お!そこは認めるんだな!】と(笑)
私「でしょ?!ね!」
・・・とたいがい子供達の苦笑いで終わります。はい、仲直り~。
🟩子供達が「ママはチャー坊に甘い!」と言っていた時期から時は過ぎ、子供達も少し大きくなってくると、私がチャー坊に甘くしている時の子供達の反応が変わってきました。
⓵まず、子供達は「ママはチャー坊に甘い!」とは言わなくなり、
⓶「ママは優しいね~!」「あ!良かったね~!」「こんな事をしてくれるのはママだけだよ」なーんて言うようになりました。
⓷また以前は、チャー坊が子供達に「それ、少しちょーだーい」とおねだりしても、あげる事に積極的ではなかった子も「じゃあ、ご飯を食べ終わったら最後にチョットだけ」と言って、味の付いてない野菜などを分けてあげるようになったし、
④子供達がチャー坊に「遊んで~」と言われると、何かやっていた最中でも「仕方ないなー」と中断して遊んであげるようになりました。
そういう所を見ると、私はこう思います。
私「ママはチャー坊に甘い!って言ってたけど、お前達だってチャー坊にすっかり甘くなったじゃん!」・・・心の中でクスっと笑ってしまいます(笑)
伝染しちゃったかなー?!勿論、何でも甘いのが良いわけでもなく「これはダメ」という境界線を教える勇気も大事ですけどね。
🟩ペットの一生は決して長くない。
ペットとの10年なんてアッという間。
だから、二度とない今日という一日の中に、何か一つでもペットが光り輝ける時間を作ってあげたい。
「美味しい!」でも良いし、「楽しい!」「嬉しい!」「やったー!」と思う事をしてあげたり、「頭を撫でてあげる」「ダッコしてあげる」「エライね~と褒めてあげる」「あら、上手!と言ってあげる」…なんでもいいので。テンションが上がることを。
短い一生だからこそ、ペットがいつか大空に旅立つ時「楽しかったな~!」と思って行けたら良いなー。
そんな思いで私は今日もペットと過ごしています。考え過ぎですかね(笑)
だって、ペットがお空に旅立ってしまったら、二度と会えなくなってしまう。二度と触れ(さわれ)なくなってしまう。
だから、ペットには一日でも長く長生きして欲しい・・・私の願いです。
Thanks★
Profile
Nanato
こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。
子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。
しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。
“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。
“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。
ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。
南々斗