【小さい頃の2人】絵本を読んであげる時に《子育て15》

2025.6.26

子育て

登場人物…息子の理央(りお)・娘の夢子(ゆめこ)

🟦子供達が小さな頃、毎晩、寝る前に絵本を読んであげていました。

理央が1冊、夢子が1冊で、計2冊読んであげます。

どんな絵本かというと、

本屋さんによく売っている掌(てのひら)よりチョット大きい位の薄くて小さな絵本で、

一話完結の人気の絵本です。

本屋さんに行くと必ず、子供達が「絵本買っていい~?」と聞いてくるので、

「いいよ~、1冊ずつね~」という風に、少しずつ買い貯めていきました。

🟦夜、子供達と寝室に行って「さあさあ、もう寝るから絵本を1冊ずつ選んでおいで~」と言うと、

2人は「はーい」と選びに行きます。

毎日、とても嬉しそうでした。

理央「今日はコレ~」

夢子「私はコレ~」・・・と笑顔で持って来ます。

一つの布団に3人で入って読んであげたら、

「はい、じゃあ、おやすみなさい。また明日~」と言って2人を寝かせて、私は部屋を出ます。

これで今日の子供のお世話は無事完了しました。ホッ!とする時間です。

🟦絵本を読んで子供を寝かせる担当は私でしたが、

たま~に、私が手が離せない時は、夫に絵本の読み聞かせをお願いしました。

🟦毎晩、絵本の読み聞かせをしていた時代から時は過ぎ、

子供達もかなり大きくなった頃、たまたま夢子と絵本の話になりました。

私「昔は理央1冊、夢子1冊の絵本を読んでから寝ていたよね。懐かしいね」

夢子「今でも絵もストーリーも覚えているよ。今日はどれにしようかなーって選ぶのが楽しかった~♬」

私「ママが忙しい時は、たまにパパに読んでもらったよね~」

夢子「うーん…あったね…。でも、パパに読んでもらう時はつまんなかった~」

・・・え?初耳!

私「何がつまんなかったの?」

夢子「ママは台詞を読む時、その人になり切って読んでくれるのに、パパは台詞が棒なんだよ」

私「え?知らなかった~」

夢子「ま、ちょっとは演じてるんだけど、平たんに読むんだよね。

だから、パパが読んでくれた時に、私、言ったもん。

これはウサギさんなんだから、ウサギさんのように読んで~!って

・・・この話を聞いて笑っちゃいました。私の知らない所でこんな攻防が繰り広げられていたんですね。子供って面白い!

私「そういう事はママに言ってくれれば良かったのにー。パパに言うのになー」

夢子「でも、パパが読んでくれたのは2~3回だったと思うから、別にいいよ~」

私「2~3回?私はもっとパパに読んでもらってた気がしたけど」

夢子「2~3回だよ~」

私「そっか、2〜3回なら、ま、いっか(笑)」

私「ところで、理央は【ウサギさんみたいに言って】とか言ってたの?」

夢子「理央君は言ってない。黙って聞いてたよ」

私「理央らしいね~」・・・と2人で笑いました。

🟦たまに子供達から聞く、こういう昔の話の種明かしが面白い!

子供も色々考えてるんだなー。

🟦さて、大人になった夢子が「子供への話し掛け」と「絵本の読み聞かせ」が如何に子供にとって良い事か?について教えてくれました。

◎【赤ちゃんへの話し掛け】は、

まだ言葉を発せない赤ちゃんは、大人の言葉の受信しかできないから、

その時にたくさん話し掛けてあげる事が、後の言葉を発した時に役立つピースとなる。

◎【絵本の読み聞かせ】も大事で、

カタコトの言葉を話せるようにはなった頃から、

まだ字が読めない子供に絵本の読み聞かせをすると、

子供の知らない世界を知り、知らない言葉を知り、目に見えない想像力が育つので良い事なんだそうです。

🟦なるほど~。

実は、私が絵本を読んであげていたのは、そんな高尚な理由ではなく、

「日本の昔話を教えてあげたいな」くらいの軽い気持ちでした(笑)

        Thanks★

❖次回は、自由人・夢子のすったもんだのスイミングスクールの話です。

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Nanato

こんにちは。ナナトです。
このBlogは”子供”と“ペット”の面白くて楽しかった話をメインに書いています。

子供を育てることは、一筋縄ではいかないことであり、かと言って「ペットを飼うのはラクか?」と言えば、いえいえ、子育てとはまた違う悩みがあったりもします。

しかし、過ぎてみれば、悩んだ事も苦しかった事も、俯瞰で見ることができるようになり、だからこそ、逆に今、面白くて楽しかったことをポンポン思い出すようになりました。そのプラスの思い出話をここに書いています。また、子育て中に悩んだこと、ペットと暮らす中で困った事なども織り交ぜて。

“日々想うこと”のタグは、私が「ふと思ったこと」を書く日記風。

“English”のタグには、初級者レベルをユルユルで勉強しているので、日常で使えそうだったり「これ、忘れたくないな!」と思った文章を書き留めています。

ペンネームの“ナナト”は、空の彼方に旅立って行ったお兄ちゃんの名前を借りました。
お兄ちゃん、見てくれているかなー。

南々斗